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AI活用による業務効率化・時間削減と働き方の変化に関する実態調査を発表

AIで浮いた時間、何を生み出している?66.3%に仕事の余力、使い道は「対話」「企画」「専門性向上」

当社は、全国の20~60代の就業者を対象に、「AI活用による業務効率化・時間削減と働き方の変化に関する実態調査」を実施しました。

全国の20~60代の就業者のうち、業務で月1回以上AIを利用している647名に本調査を実施。本リリースでは、そのうち勤務先でAI活用が推進または認められている603名を主な集計対象とし、AI活用によって生まれた時間の余力や、その使い道、仕事・働き方の変化について分析しました。

生成AIをはじめとしたAI活用が広がり、業務効率化や時間削減への期待が高まるなか、企業にとっては、AIによって生まれた時間をどのように活用し、生産性向上や新たな価値創出につなげるかが重要なテーマとなっています。そこで本調査では、AI活用によって生まれた時間の余力と、その使い道に着目しました。

その結果、AIの活用によって仕事に使う時間に余力が「大きく生まれた」と回答した人は18.7%、「やや生まれた」は47.6%となり、合わせて66.3%が時間の余力を実感していることが分かりました。
生まれた時間・余力の使い道では、「顧客・社内との対話」が37.5%で最も多く、次いで「企画・新規業務」が37.0%、「専門性の向上」が34.5%となりました。このほか、AIによって効率化された業務と生まれた余力の使い道の関係や、AI活用後に時間や重要性が増した業務、業務の成果や質の変化についても調査しました。

 

■ 調査サマリー

● 66.3%が、AI活用によって「仕事に使う時間の余力」を実感
● 生まれた余力の使い道は「対話」37.5%、「企画・新規業務」37.0%、「専門性の向上」34.5%
● 何をAIで効率化したかで、浮いた時間の使い道に違い。「定型文書作成→対話」「資料作成→企画」「情報収集→成果物の質向上」
● AI活用後に時間や重要性が増した業務は「出力内容の確認・修正」「企画」「判断」
● 83.5%が、AI活用による「業務の成果や質の向上」を実感

 

■ 調査結果

● 66.3%が「仕事に使う時間の余力」を実感

AIの利用によって仕事に使う時間の余力が「大きく生まれた」と回答した人は18.7%、「やや生まれた」47.6%となり、計66.3%がAI活用による時間の余力を実感しています。
AIによる業務効率化や時間削減が、単に仕事を早く終わらせるだけでなく、仕事時間の使い方にも変化をもたらしていることが分かります。

 

● 余力の使い道は「対話」「企画」「専門性の向上」

AI活用によって生まれた時間・余力を何に使っているか聞いたところ、「顧客・社内との対話」37.5%が最も多く、次いで「企画・新規業務」37.0%、「専門性の向上」34.5%となりました。
AIによって生まれた時間が、コミュニケーションや新たな企画、専門性を高める活動などに使われていることが分かります。AIによる時間削減そのものではなく、浮いた時間を何に再配分し、新たな価値を生み出していくかが、生産性向上や仕事の質を考えるうえで重要だと考えられます。

 

● 何をAIで効率化したかで、浮いた時間の使い道に違い
「定型文書作成→対話」「資料作成→企画」「情報収集→成果物の質向上」

さらに、AIの利用によって減った・効率化された業務別に、生まれた時間・余力の使い方をクロス集計しました。
効率化された業務として回答者が多かった上位3項目を見ると、「定型文書作成」が効率化された人では「顧客・社内との対話」が51.2%で最も多く、「資料作成」が効率化された人では「企画・新規業務」が48.6%で最多となりました。また、「情報収集」が効率化された人では、「より質の高い成果物づくり」が58.2%と最も高くなりました。AIで効率化された業務によって、生まれた余力の使い道には違いが見られます。定型的な業務や情報収集にかけていた時間が、対話や企画、成果物の質向上などに振り向けられていることがうかがえます。
※複数回答。AIで効率化された業務ごとに集計対象者数が異なります。

 

● AI活用後に重要性が増した業務、最多は「AI出力の確認・修正」

AIの利用によって新たに発生した、または以前よりかける時間や重要性が増した業務を聞いたところ、「AI出力の確認・修正」21.4%が最も多く、「企画・アイデア創出」15.9%、「判断・意思決定」13.9%と続きました。
AI活用によって、定型的な業務や情報処理が効率化される一方、AIが出力した内容を人が確認する業務や、新しいアイデアを考えること、最終的な判断など、人が担う仕事の重要性も増していることがうかがえます。

 

● 83.5%が「業務の成果や質の向上」を実感

AI活用が自身の業務の成果や質の向上につながっているか聞いたところ、「大きくつながっている」25.0%、「ある程度つながっている」58.5%となり、計83.5%が成果や質の向上を実感しています。AI活用による変化は、時間の効率化だけでなく、成果や仕事の質にも及んでいることが分かります。

 

■ まとめ

今回の調査では、AI活用によって生まれた時間が、顧客や社内との対話、企画・新規業務、専門性の向上などに使われている実態が明らかになりました。また、AIによって効率化された業務を見ると、定型文書作成を効率化した人では「対話」、資料作成では「企画」、情報収集では「より質の高い成果物づくり」が最も多くなるなど、AIに何を任せるかによって、その先に人が時間を使う業務にも違いが見られました。

さらに、AI活用後には「AI出力の確認・修正」「企画・アイデア創出」「判断・意思決定」といった業務にかける時間や重要性が増しており、AI活用は単純な業務効率化や時間削減にとどまらず、人が担う仕事や働き方そのものにも変化をもたらしていることがうかがえます。AI活用を生産性向上や新たな価値創出につなげるためには、「何時間削減できたか」だけでなく、「生まれた余力を何に使い、そこで何を生み出しているのか」にも目を向けることが重要です。

アクシスコンサルティングは、AI時代においても、新たな価値を生み出し、企業の課題解決や変革を推進する中心は「人」であると考えています。事業を通じて、企業が必要とする人材や専門性を適切な形で確保し、一人ひとりの経験や能力を事業課題の解決や新たな価値の創出につなげられるよう支援してまいります。

本調査ではこのほか、「今後5年で仕事内容はどのように変化するのか」「AIを活用して、どのような領域や役割に挑戦したいか」など、AI時代の仕事・専門性・キャリアを全22問から多角的に調査しています。全集計結果をご希望の方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

 

■ 調査概要

調査方法:インターネット調査
調査ツール:Fastask(株式会社ジャストシステム)
調査対象:全国の20~60代の就業者
対象条件:業務で月1回以上AIを利用している方
スクリーニング調査回答者数:6,604名
本調査回答者数:647名
本リリースの主な集計対象者数:603名(男性426名、女性177名)
※本調査回答者647名のうち、勤務先におけるAI活用状況について「全社的に推進されている」「一部部署で推進されている」「個人利用は認められている」と回答した603名を、本リリースの主な集計対象としています。
本調査期間:2026年9月11日~9月12日
調査内容:AI時代の仕事・専門性・キャリア
設問数:22問
※設問により集計対象者数が異なります。各図表に対象者数(n)を記載しています。
※構成比は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。また、複数回答の設問では、構成比の合計が100%を超える場合があります。
※本調査の詳細な結果をご希望の方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

 

■ 本調査結果の引用について

本調査結果を引用される際は、「アクシスコンサルティング株式会社調べ」と明記してください。
Web上で引用される場合は、併せてアクシスコンサルティング株式会社へのリンクをお願いいたします。

 

■ これまでの調査データ

これまで当社で実施・発表した調査データは以下ページよりご覧ください。
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